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vsTerran

Strategies to combat: the Terrans

こんなことにはみんななったことあるんじゃないかな?

まあ、マスマリーンはWol時代から悩ましいものではあったが、HOTSになってからはみながテラン戦にはある程度苦戦しているのではないかと思う。苦戦する理由としてはやはりHOTS拡張から、テランに多数のおもちゃが与えられたからだろう。

なによりも、相手の序盤のオプションが豊富なせいで、なにが来るか予想しづらくなってしまったことだ。HOTSになってから、テランをしっかりとスカウトすることがより一層重要になった。99%のテランが1ラックスエクスポをする時代は残念ながら終わってしまった。

よって、紹介するビルドでも、実行する上で相手に順応する必要がある。相手の構成によって、こちらの対処法もできるだけ説明/解説するようにする。



HOTSもまだ出たばかりで、みなが実験をしている途中だということを強調しておきたい。よって、これから次々と新しいビルドがでてくるだろうが、まずは簡単に序盤のテランのオープナーを載せておこう。もちろん、全てではないが、自分がラダーで最も頻繁に遭遇するビルドだ。



1, リーパーオープン

 これはかなり柔軟なオープナーだ。ここからいくつか枝分かれできる。

a. 1リーパー→拡張

b.1〜3リーパー→ファクトリー(ここからマインドロップが多い)

c.リアクターをつけて2リーパー→バイオプッシュ/拡張/111系プッシュ



これがベーシックなリーパーオープンのようだが、先にもいった通り、かなり融通の効くオーダーなので、リーパーでなにをスカウトしたかによってオーダーを変えてくる場合もある。



2. 即ファクトリーオープン

 これはほとんどの場合がラックスにリアクターをつけ、2マイン、4マリーンの即ドロップオーダーになる。但し、ヘリオン→メックのオーダーやヘリオンドロップなどの場合もある。



3. 1ラックス拡張/CC First拡張

 このオーダーもまだまだ健在だ。HOTS初期にプロトスのみながオラクルを使っていたときには少し減少したようにみえたが、最近再び増加したように思える。

拡張をはやくとるオーダーから、バイオの生産に入る場合がほとんどだが、即座にガスを2つとり、ファクトリーの生産に入る場合もある。ただ、ディフェンスが完全にマイン頼りになるので、テランからすると若干リスキーなトランジション。



この新しい武器を使って、試合中、終止テラン側が攻めに出る場合も多いにある。それほど上にいる3体の新しいユニット(リーパーとメディはWolから確かにいるがほとんど新しいユニットのようなものだ)は強力なおもちゃだ。



それでは、プロトス側に立って、どうやって攻勢にでるか、みてみよう。

No. 1 <プロクシーイモータル> Week 1 (4/11/2013)





イントロ

かなりチーズに近いオールインなオーダー。GSLなどでは、2ベースからのイモータルオールインなどをみるが、1週目なので、1ベースオーダーから覚えていこう。

このビルドの強みはいくつかある:

1.マップを選べば、Proxyがスカウトをされても(Proxy Stargateと違い)、100%ダメージを与えることができる。(理由は後述)

2.うまくマイクロすればガスオープンの相手を完封できる。

3,イモータルが序盤OP。



難易度:普通

ビルドオーダー自体は1ベースオーダーなので簡単にできる。難易度を普通にしているのは、マインの処理、オブザーバーのコントロール、マザーシップコアのコントロールなどが難点だったりするのが理由だ。尚、バンカーが複数ある場合に気長に攻める冷静さが必要とされる。



ポイント

1.マップ選び。これがまず最重要ポイント。このビルドは全てのマップでできるわけではない。もちろん、全てのマップで成功する可能性はあるが、マップによって成功率はだいぶ変わる。マップ選びのポイントは、テランベースの入り口がランプになっている、もしくは狭い入り口(チョーク)になっている、ということだ。マップ別に下にレーティングを追加してある。

2.相手がガスオープンの時しかやらない。理由としては、テランがガスなしのオープンの時は通常、マリーンの数が多い。よってイモータルの強みを発揮しづらい。

3. Observerが出るまで決して攻めない、軍(イモータル)を見せない。ガスオープンをした相手はたいがいマインちゃんを配置しているはず。Obsがでていない状態で攻め入ってユニットをただ死にさせるのはよろしくない。

4. 気長に攻める。相手のスカウトがしっかりしていれば、イモータルを見なくとも、なにかしらのラッシュが来ると感づいてくるはず。バンカーが複数ある場合に、落としやすい場所からじわじわ落としていく落ち着きが非常に重要



マップ別レーティング

-Akilon Wastes:

-Bel'Shir Vestige LE:△

-Daybreak LE:△

-Neo Planet S LE:

-Newkirk Precinct:△

-Korhal City:◎

-Star Station:

-Whirlwind:×



ビルドオーダー

注:指定されるまでプローブの生産は止めない。

- 9 Pylon

-13 Gateway (Chronoboost: Probes x 3)

-14 Gas 

-16 Pylon

-18 Cyber Core

-19 Gas

-21 WG Research

-23 Stalker (Chronoboons Stalker x1) 注:完成したストーカーはリーパーを防ぐため、ベースを出ない。

-21~23 Pylon (プロクシーの位置に)

-24=25 Robo (プロクシーの位置に) 

-28 Sentry (Chronoboost: Sentry x1) (Probeは量ガスに3、ミネラルに16になったらストップ。リーパーなどで殺された場合は数を戻す。)

-28=29 Gateway 

-32~33 Immortal (残りのコロノブーストは全てロボティクス)

-32-33 Pylon (可能なら近めのプロキシーPylon)

-32-33 Gateway

-34-35 Mothership Core



ここからは敵陣まで軍を送り、2イモータル、1Observerがそろった時点で攻撃を開始。もしマインがいないと確認がとれたら、Obsを待つ必要はない。随時GatewayからWarminは行う。



Micro Tips

このビルドでマイン主体のビルドで重要なのが、Hold Positionだ。なぜこのHキーが重要かというと、攻撃を仕掛けたときに、Aで単純なアタックムーブをすると、ゼロットがのこのこと自殺してしまうからだ。それだけでなく、坂下からサプライポットをレンジユニットだけで撃ち落としたい時に、ゼロットにランプの上へ走っていってもらってはこまる。しっかりHold Positionを押して、レンジユニットだけで攻撃するようにしよう。

さっきからじわじわせめる攻めると言ってはいるが、どういうことか少し説明しよう。

 









こんな感じのディフェンス配置をみてあなたはどう思うだろうか?がっちりかたまっているようにみえなくはない。ただし、実は弱点がいくつもある。今の段階ではこちらの軍量は少し少ないので、まずはただで落とせちゃうものから落としちゃおう。ただで落とせるものは、手前のサプライデポx2、壁になっているバラックス、それと後方にあるバンカーの一つだ。これらは、坂下から、イモータル、ストーカーセントリーを使って落とす。尚、坂上から撃ってくるバイオユニットがいたら、フォースフィールドで少しずつ食っていく。尚、この画像では見えないが、この右下にはテランのガスがあり、そこも簡単に落とせる。しかもこれが相手の最初のテックラボなので、スティム研究すら落とせてしまう。ひゃっふー!

テランがプロトスのじわじわした攻めに耐えられなくなり、こんな感じになってしまえば、もうGG。





だめだった?

このビルドは簡単なミスで失敗しやすい。例えば間違えてマインを踏んでしまうとか、バンカーの数が多すぎてダメージをあまり与えずに攻撃が失敗するとか。そういう場合はもうしょうがないので、ベースに戻ってドロップ対策をしよう。もしくは与えたダメージによっては第2ウェーブで攻めるというのも手。基本的に攻めあぐんでいる時は、後ろで拡張しよう。

相手が即ドロップをして来た場合、軍同士が入れ違うことがある、そうなったら、ベースにストーカーをワープインして、マインがいたらロボからobsをがんばって送る。しかし、即ドロップにいったテランは軍がかなり減ってしまうので、正面のプッシュで死んでしまうパターンがほとんど。マインだけ気をつけよう。

しかしやはりこれはオールイン。相手がCC先オーダーなどで、経済的ダメージ0でこれを防いで、かつあなたが拡張をしていなければ、おそらく負けてしまうだろう。外で陣取って相手をこもらせることができれば、拡張からの即コローサステクまでもっていくのもあり。この際はマザーシップコアをメインに帰し、ドロップ対策。



ビデオ/リプレイ

後日追加予定



 



No.3 <Fast Oracle Build> Week 2 (4/17/2013追加予定)

No.4 <MVP Tails流DTドロップビルド> Week 2 (4/20/2013追加予定)

No.5 <コローサスフェイク→ハイテンビルド> Week 3 (4/24/2013追加予定)
​
随時更新

No.2 <ゼニガメ風3コローサスプッシュ、HOTS版> Week 1 (4/14/2013)

イントロ

これはWol時代に当時GSTLくらいしか活躍のなかったST Squirtle(現LG-IM)がIPL 4で次々とトップレベルのテランを粉砕し、一気に強豪として名をあげたビルド。Wol時代には1ラックス拡張をするテランにかなり刺さるビルドだったが、HOTSでも、HOTS風に一捻りしてしまえば、多いに使えるビルドだ。まずはWol時代はどのようなプッシュだったかみてみよう。

ざっとこんな感じだ。他にもIPL4 Squirtle vs Bomber、 vs MKP、vs MMAなどを検索すれば他にも動画がみつかる。全て若干違うものの、基本的な形は同じ:早めのロボティクスから、3コローサスでプッシュをする形だ。相手の行動によって柔軟に対応もできるビルドだ。ビルドの引き出しにあって絶対に損はしないビルドだ。



難易度:簡単

結構シンプルなビルドだ。セントリーを多めに出すので、フォースフィールドが重要だが、そこまですさまじいマイクロは必要ない。



ポイント

1.コローサスを可能な限り隠す

2.無理をしない。相手が早い段階でコローサスをスカウトし、ヴァイキングを生産していたら、無理をせず、そこから進路変更しよう

3. 2と少し似た内容だが、ビルドオーダーに固執しすぎない。相手が早めにプレッシャーをかけてきたら、早めにゲートを追加する。相手がマインドロップをしてきたら、Observerを多めにだす。などなど。繊細なタイミングを要求されるビルドもあるのだが、これはそうではない。どちらかというと繊細なタイムウィンドゥ(ようするに相手が4〜6体のヴァイキングを生産するまで)を突くビルドだ。

マップ別レーティング

-Akilon Wastes:△

-Bel'Shir Vestige LE:△
-Daybreak LE:△
-Neo Planet S LE:◎
-Newkirk Precinct:

-Korhal City:

-Star Station:△
-Whirlwind:△



ビルドオーダー

注:指定されるまでプローブの生産はやめない。(CB=コロノブースト)

-9 Pylon (CB: Probe × 4 →最初の4つのCBは全てプローブ)

-13 Gateway (Probeでスカウト)

-14 Gas (Probe3体入れる) 

-16 Pylon

-18 Cyber Core

-18 Gas (完成したら、Probe2体入れ、もう一つのガスから1体抜く)

-21 Warp Gate Tech Research

-21 Pylon

-23 Mothership Core (Zealotを生産してもいいが、ここではnexusを早く出すためにカット) (CB: Mothership Core x 1)

-24 Nexus (プローブをガスに1体ずつ戻し3x3にする)

-26 Sentry (CB: Sentry x 1)

-28 Robotics Facility

-28 Pylon

-31 Sentry (CB: Sentry x 1)

-33 Gateway x 2

-34 Observer (CB: Obs x 1)

-38 Robotics Bay (CB: Probes x2)

-40 Zealot

-42 Gas

-44 Gas (Probe 3x3入れる)

-46 Pylon

-56 Colossus (CB:コローサスが3体出るまで、ロボティクスにかけ続ける)

-56 Pylon

-56 Extended Thermal Lance (Cbはかけない)

-60 Pylon, プローブをカット



ここ以降は、より柔軟にやる。基本としてはコローサスの生産を3体まで決してとめず、2体目の生産が終わる前あたりでGatewayを4つ追加。7つのゲートでプッシュする。コローサスを生産している間は基本的にゼロットとセントリーを作り、3体目がでてからはストーカーのみを生産。これは資源的に最も効率がよく、尚相手がヴァイキングを出したときまでストーカーは必要ないからだ。

わりと細かくビルドを説明しているが、ポイントの部分でも説明した通り、相手の様子を探りながら調整して欲しい。これは序盤のユニットをカットすることによって最速でコローサスを出すオーダーだ。ただ、コローサスが早く出すがために死んでしまってもいけないので、相手がプレッシャーをかけるようなら、ユニットを作ろう。ただ、早めにマザーシップコアを出すオーダーなので、フォトンオーバーチャージは使える。





Micro Tips

必ずしもする必要があることではないが、コローサスをベースに隠すようにしよう。スキャンされにくい場所を選ぼう。

ベース内が広いマップならベースの裏に待機させよう。相手にコローサスをためているところをみせたくない。

コローサスやテンペストなどのシージ(遠距離攻撃)ユニットを使う上での基礎知識として、これらのユニットはフランク(側面攻撃)に弱いということを強調しておきたい。コローサスは単体で他のユニットとかち合うと、かなり脆いユニットだ。なのでサポートのユニットがかなり重要なのだ。マップ選びとして、相手からはさみうちを受けづらい、狭いマップが最適だ。

マローダーなど、機動性に優れたユニットに後ろに回り込まれないように気をつけよう。

最後になるが、ゲートウェイを沢山出すオールインに近いビルドをするにあたって、テランが1つのスキャンで自分がなにをしているのか知られないようにするのは重要。要するに、自分のテク、ゲートなどをベース内のいろんなところにばらまくようにすることだ。メインベースにゲートを3つ、拡張に4つ、といった感じに。大き目のマップなら、このビルドでロボティクスベイをマップ上に隠すというのも手だ。

 



ビデオ/リプレイ

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